2012-11-21

脳とのドライブ 2

(つづき)

この「ブレーキ好きの教習官」、『脳』を心地良くさせるような運転を目指す。

これがストレスを生まない動作をするための鍵となる。

神経質な脳を半分居眠り状態に追い込めれば、なおのことよい。



やたらと自動車だ教習所だ例えにつかってしまったが、実は真理から外れていない。

脳に無駄なブレーキを踏ませない手段……、それは、まさに運転手の姿勢がヒントとなる。


自動車普通免許をお持ちの方ならお分かりだろう。

自動車を運転する際、運転手はシートの背もたれにゆったりと身を任せている方が

ハンドル操作、ペダル操作、視界確認等がリラックスして行えるという事実。


前屈みになってハンドルに喰らいつき、蟹股になってペダルを踏み、

ミラーではなく頭を振り回して目視確認……。

これは道に迷った際によくある運転姿勢である。

焦りまくってブレーキ、加速、ブレーキ、キョロキョロ。。。


この状態って、要するに猫背姿勢な上に精神が緊張したストレス動作ですよね?

日常のストレス動作も似たような感じではないでしょうか?


人は自分の肉体を、「巧く操れて当然」と錯覚しています。

が、それは間違いです。


あなたはあくまで「運転手」であって、脳を恐がらせない運転を常に

心掛けていなければならないのです。

早い話、前屈みになって歩くだけでも、脳は転倒を警戒し、ブレーキを踏むのです。



そこで試していただきたいのが、運転シートにしっかりともたれた姿勢だ。

そこには脳をリラックスさせるポイントが意外と隠されているのだ!


(つづく)



by 施術者