ザクッと言ってしまいますと、
整体も武術も、肌感覚、体表領域に接してナンボです。
グイグイ押したり圧したり、バチンバチン殴ったり、
骨まで響かせるつもりで捩じ込んでも、実のところ威力(効果は)浅いのです。
おわかりでしょうか?
得物(道具)を使用しない徒手による人体接触、鍼や刃物を介さない接触、
そこには暗黙の摂理、不可侵のルールが存在するのです。
もうなんのことやらでしょうか?(笑)
要するにですね、ツボだ、経絡だ、当たり前のようにお手軽家庭医学として
愛用されていますが、その仕組みはまったく理解されていないということです。
しかも実際のところの効能は、、、、といったレベルでしょう。
当然です。
カチコチの冷凍肉を、強火のフライパンで炒めるようなもんですから。
生地に糸針を通すところを、太い指先で糸を捩じ込むようなものですから。
結果として、破壊という変化は起きます。
それも上っ面の破壊という変化です。
当たり前です。
分厚い扉をハンマーで叩いて無理矢理開けようとするのと同じ。
ただ適合した鍵を差し込めば済むのに、です。
ツボ、経絡、防御力、、、
肌(皮膚)の奥、向こう側に在ると錯覚していませんか? 思い込んでいませんか?
意外と目の前に漂っているかも知れませんよ?
ただ見えないだけで。
ヒントは、、、掛け布団、、ですかね(笑)
突き詰めたい方は、意図的に掛け布団なしで就寝してみましょう。
掛け布団をイメージしながら、、、(*^^*)
お試しあれ