2013-05-28

天使の羽根?

まず、基本的な認識の誤りを匡しましょう。

それはですね、腰を捻っても、腰の骨(腰椎)は回転していない、ということ。

ええ?? だって腰を捻れば横にも背後にも回るじゃない??

、、、という不満の声が飛んで来そうですが、それは甘い。

試しにですね、背中とお尻を全く動かさずに腰だけ捻ってみてください。


ま、無理なんですが(笑)、とりあえず1回くらいは試してみてください。

要するにですね、肋骨(胸-背中)とお尻と股関節(骨盤)の中継役が腰なんです。

もうザクッと説明していますよ? 相当乱暴な説明になりますよ?(笑)

人間の上半身は、肋骨(胸椎)が可動することによってツイストします。

その肋骨のダイナミックな活躍に比べたら、腰の骨はほとんど動いていません。

そもそも腰椎は構造的に「回転」するために存在していません。

前後にはよく可動しますが、勝手に思い込んでいるような自由な動きはしません。

全部が全部肋骨で回転しているとは言いませんが、肋骨の支配力はとても強いです。

試しに、おへその高さから捻るのと、肩の高さから捻るのとでどちらが

より真後ろを向けるか比べてみてください。

大概の方は肩から回転したほうが後ろを向きやすいはずですが、

まあどのみち、おへそから回転しようが結局肋骨を操作しているわけなんですが(笑)

つまりですよ?

意識してもしなくても、勝手に肋骨が可動しているわけですから、

しっかりと肋骨を意識して上体を捻れば、もっともっと楽に腰は回転するわけです。

これはイメージの問題でもあります。

腰を捻るのは重くて固くて辛いイメージが強くなりやすいです。

なぜなら、先に説明しましたように腰椎は実際、回転しないからです。

回転しないものを回転すると思い込んでいたら、そりゃ疲れますし、痛めます。

肋骨(胸椎)を回転させましょう。

特に、肩甲骨の高さから回転することが重要です。

ですから、単純にもう、肩甲骨から動いてしまいましょう(笑)

肩甲骨が元気に動き出せば、肋骨も勝手についてきます!

肩甲骨のことを「天使の羽根」なんて呼ぶ場合もありますが、まさにそれです。

真っ先に羽ばたかせてください。

本当に身も腰も心も軽くなりますから。


巷でよく見かける「肩甲骨体操」ですが、あれって継続できます?

私は無理でした(笑) だって効果出るのに時間と労力がかかりすぎる。

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そのシンプルさと絶大な効果に呆然とする方も(笑)

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肩甲骨が元気になると、本当に腰が勝手に回転するようになります。

それはつまり、繰り返しますが、

「上体の捻り運動は、肋骨のダイナミックな可動に左右される」

からです。

このイメージ(事実なんですがw)を強くすることが腰を怪我から守ることになります。

是非、実践してください。