まず、基本的な認識の誤りを匡しましょう。
それはですね、腰を捻っても、腰の骨(腰椎)は回転していない、ということ。
ええ?? だって腰を捻れば横にも背後にも回るじゃない??
、、、という不満の声が飛んで来そうですが、それは甘い。
試しにですね、背中とお尻を全く動かさずに腰だけ捻ってみてください。
ま、無理なんですが(笑)、とりあえず1回くらいは試してみてください。
要するにですね、肋骨(胸-背中)とお尻と股関節(骨盤)の中継役が腰なんです。
もうザクッと説明していますよ? 相当乱暴な説明になりますよ?(笑)
人間の上半身は、肋骨(胸椎)が可動することによってツイストします。
その肋骨のダイナミックな活躍に比べたら、腰の骨はほとんど動いていません。
そもそも腰椎は構造的に「回転」するために存在していません。
前後にはよく可動しますが、勝手に思い込んでいるような自由な動きはしません。
全部が全部肋骨で回転しているとは言いませんが、肋骨の支配力はとても強いです。
試しに、おへその高さから捻るのと、肩の高さから捻るのとでどちらが
より真後ろを向けるか比べてみてください。
大概の方は肩から回転したほうが後ろを向きやすいはずですが、
まあどのみち、おへそから回転しようが結局肋骨を操作しているわけなんですが(笑)
つまりですよ?
意識してもしなくても、勝手に肋骨が可動しているわけですから、
しっかりと肋骨を意識して上体を捻れば、もっともっと楽に腰は回転するわけです。
これはイメージの問題でもあります。
腰を捻るのは重くて固くて辛いイメージが強くなりやすいです。
なぜなら、先に説明しましたように腰椎は実際、回転しないからです。
回転しないものを回転すると思い込んでいたら、そりゃ疲れますし、痛めます。
肋骨(胸椎)を回転させましょう。
特に、肩甲骨の高さから回転することが重要です。
ですから、単純にもう、肩甲骨から動いてしまいましょう(笑)
肩甲骨が元気に動き出せば、肋骨も勝手についてきます!
肩甲骨のことを「天使の羽根」なんて呼ぶ場合もありますが、まさにそれです。
真っ先に羽ばたかせてください。
本当に身も腰も心も軽くなりますから。
巷でよく見かける「肩甲骨体操」ですが、あれって継続できます?
私は無理でした(笑) だって効果出るのに時間と労力がかかりすぎる。
なので、かじや整体では即効肩甲骨操作をプレゼントしております。
試された方々は、約1分で効果を実感されております。
そのシンプルさと絶大な効果に呆然とする方も(笑)
体験されたい方はメールなり何なり、送ってください。お試しでもOKです(*^^*)
肩甲骨が元気になると、本当に腰が勝手に回転するようになります。
それはつまり、繰り返しますが、
「上体の捻り運動は、肋骨のダイナミックな可動に左右される」
からです。
このイメージ(事実なんですがw)を強くすることが腰を怪我から守ることになります。
是非、実践してください。