2013-06-06

正しい認識

さて、整体や健康法に限らず、我々は知らなかったことを

学び、認識できるようになると、自動的に体内で「把握」し始めます。

つまり、盲点が減る、、、より強く進化するのです。

わかりやすい例をあげると、「胃潰瘍はストレスからくる」という認識。

どうでしょう?

ここ最近、胃潰瘍で絶望している人って物凄く減ったと思いません?

これはですね、人間の「認識力」の効果が影響しているんです。

ちょっと前までは、胃潰瘍は胃そのものの異常とだけみなされていました。

精神的なストレスの反射なんかで胃に穴が開くわけがない! と信じられていました。

ところが科学的な調査、臨床の結果から、精神的なストレスは胃壁を溶かす、

ということが明らかとなったわけです。

この情報ソースを人類が共有することにより、ストレスによる胃潰瘍は減りました。

なぜなら、精神的なストレスを軽減することが胃潰瘍を防ぐと、認識したからです。

細かく解説すると「脳」の習性からになるのですが、ま、ここでは省きます。

兎に角、認識してしまえば自然と未知の不調、不快は淘汰されていきます。

古代から怖がられてきた幽霊やお化けなんてのも、認識力で消されていくでしょう。


さてさて、よく巷では、お隣の国々の歴史に対する認識力が云々、、

問題にされておりますが、よくよく考えると我が国も相当歴史認識がズレているわけで。

まず我々「日本国民」は「ナニジン」なんでしょうか?

「日本人」? そら日本国ですからね、現在はニホンジンです。

では「民族」としては? ナニ民族? 天孫民族?(笑) 

現在がナニ民族だから偉いとかどうとか、そんなのはどうでもよい。

エルフ族だろうとホビット族だろうと、日本人であることに問題はない。

だが、お隣の国々に対して、「うちは古代から単一民族国家ですから!」

みたいな優越感剥き出しの認識で接していては、非常に不健全だと思うのです。

「古代からの単一民族国家」、、、、

昔々、「白村江の役」という大戦争?がありました。あったということです。

唐王朝と新羅の連合軍vs百済と「我が国」の連合軍。

結果は百済と「我が国」の大惨敗。

百済は滅亡、「我が国」は唐王朝と新羅に侵略され、蹂躙、支配されます!


、、、、あれ? なんか、、亡んでません? 我が国??(笑)

仮に国体は保障されたとして、まあ、実質よくて傀儡国家ですわな。

このときに新羅から総督として渡って来たのが、藤原一族と言われております。

、、、、あれ? 「大化の改新」は??? 中大兄皇子は?

んーーー、何かがおかしいと感じませんか?

敗戦国「古代日本」には、進駐軍が雪崩れ込んで各地に巣食いました。

んーーー、この時点で「古代からの単一民族国家」は厳しいかな??

ところで、調べてもらえば即解るのですが、日本各地の古い地名って、

ほとんどが古代の朝鮮語からきているのよね。特に、関東・東北の地名は顕著。

そして「平将門」をはじめとする関東平氏が、その名から朝鮮起源であること、

「出雲」が実は関東がルーツだった可能性が高いということ、とか、

もう教科書がクソの役にも立たない疑惑が盛り沢山なのである。


こういった「自分の故郷のことぐらい理解しておけよ」という当たり前さが、

不思議なくらい日本人は欠落している。

「古代からの単一民族国家」という無根拠なプライドだけが先行し、

その実、自国の建国神話もまったく知らないときている。世界でも珍しい。

正しい認識が求められているのは、我々日本人ではないだろうか?

そして正しい認識力は、必ず不快を祓います。

旧い迷信に囚われずに、自身のルーツを改めて辿ってみましょう。

国は紛れもなく、あなたの心身の一部なのですから。